当社では、電気自動車や燃料電池車など、次世代自動車の部品開発にも積極的に取り組んでいます。私の所属する開発グループは、当社が得意としてきた動弁系部品だけでなく、これまで培ってきた技術を基にした新分野の製品開発について検討する役割を担っています。設計図面を作成しては、3Dモデルを用いたシミュレーション解析や試作品での耐久試験などを繰り返し、「お客様から要求される機能はもちろん、製品強度や寿命、コストなど、さまざまな観点からより良い製品づくりをするためにはどうしたらいいのか」試行錯誤を繰り返しています。次世代自動車の部品開発は、歴史が浅い分、わからないことや課題も多く、苦難の連続。課題をひとつクリアすると新たに別の課題が浮上してくる中で、最善の仕様を見つけていかなければいけません。しかしその分、自分が設計した図面の試作品から狙い通りの試験結果が出たときの喜びは格別。まだ世の中にない、最先端の製品開発に携われることは、とても大きなやりがいになっています。
いろいろなことを経験し、吸収していける会社。