海外勤務

オティックスは、インドネシア・アメリカ・中国・タイの4ヶ国に生産拠点を置き、グローバルに事業を展開しています。
日本から派遣された社員と現地社員が一体となり、日本国内と同様の品質を維持した信頼性の高い製品の現地供給を行っています。

海外拠点

海外勤務について

オティックスの海外勤務は、海外拠点に駐在する海外赴任と、日本国内で勤務しながら、海外企業との商談などのために行う短期間の海外出張の2パターンあります。
海外赴任は、おおよそ3~5年の長期にわたって現地の拠点に勤務することになるので、大変なこともありますが、その分、現地でしか得ることができないすばらしい経験を積むことができます。興味がある方は遠慮せずに、どんどん手をあげてください。

P.T.OTICS Indonesia(インドネシア)

 オティックス初の海外拠点であり、2017年には20周年を迎えました。年間平均気温27℃と年中同じ気候のためか、従業員は温和でのんびりしています。一方、仕事に関してはとてもまじめで、何でも吸収しようとする姿勢にいつも感心させられます。現場のレベルも日本に近づきつつあり、品質も格段に向上しています。また、QC活動(注1)も活発に行なわれており、日本の本社で開催される全社QC大会には、海外拠点ではインドネシアだけが特別に参加しています。発表方法もユニーク。歌や踊りが入るなど、学校の文化祭のような雰囲気で、従業員同士の仲の良さが伝わってきます。

(注1)QC活動:同じ職場内で小グループを作って、品質に関する改善や、不具合に対する改善などを自分たちで行っていく活動。

OTICS USA,Inc.(アメリカ)

 アメリカの南東部テネシー州に位置しており、気候は日本の太平洋側とほぼ同じで、とても過ごしやすいところです。アメリカ人は、クリスマスはもちろん、イースター、サンクスギビングなど、イベントが大好きで、プライベートな時間をとても楽しんでいます。オティックスUSAは、トヨタ自動車最大の生産拠点に対する部品供給会社として、今後ますますの成長が期待されています。生産体制は日本と同様2直(昼勤、夜勤)で行われていますが、昼勤専門勤務者、夜勤専門勤務者と分かれているので、働き方は少し違います。また、週末は家庭を大事にする国民性ということもあり、特別な仕事がなければ、ほぼ定時に帰宅します。しかし、管理者となると仕事に対するモチベーションも高く、早朝から夜遅くまで働き、休日出勤をすることもあります。

欧德克斯机械工业(常熟)有限公司(中国)

 欧德克斯(常熟)『おてぃっくす(じょうじゅく)』は、中国の江蘇省常熟市にあります。北に長江を臨み、世界遺産で有名な蘇州市のすぐ北側です。
気候は温暖で、本社がある愛知県三河地方とあまり差はなく、四季がはっきりしています。住民は温厚で治安も良く、市街地の中には山(虞山)があり、市民の憩いの場所となっています。近年では、急速に発展も進み「全国100強県市」のベストテン、また「財神県市」(お金の神様が宿る県市)としても、全国で10指に入ると言われています。日系企業も多く進出しており、シャープ、ダイキン、ダンロップなど、おなじみな有名企業があります。お客様は、トヨタ自動車のエンジン会社で、今後もトヨタ自動車への拡販や、新たなお客様との取引が見込まれ、ますますの発展が期待されている拠点です。そこで働く従業員は、若い人がとても多く、赴任者以外の平均年齢は25歳程度。そのためか、職場はいつも活気にあふれています。福利厚生も充実していて、年に1回の全社親睦旅行や、誕生祝、忘年会などが実施されており、従業員の和を大切にしています。

OTICS(Thailand) Co.,LTD(タイ)

 2012年に設立された、4つ目の海外拠点となります。お客様は、トヨタ自動車、いすゞ自動車をはじめとする自動車メーカーが多くなっており、今後もまだまだ発展していく拠点です。年間平均気温は27℃と1年を通して温暖で、蒸し暑い気候となります。まじめな国民性で、従業員は男性より女性の方が多いのが特徴です。社内では、イベントが数多く行われており、ソンクラーンと呼ばれる水掛け祭りを盛大に行ったり、年に1回の親睦旅行ではラフティングやカラオケなどを行い従業員同士の親睦を深めています。日本人赴任者の多くが生活の拠点にしているのが、首都バンコクからクルマで2時間程の場所にある「シラチャ」です。近年では、多くの日本企業の進出により、日本人が多く住み、街の中には日本語がたくさん見られます。大型のショッピングモールや日本人小学校もあり、日本人にとって住みやすい街として栄えています。